ペイオフレシオとは?




ペイオフレシオとは、別名、損益レシオとも言われ、

勝ちトレードの平均利益額が負けトレードの平均損失額の何倍かを表している。


ペイオフレシオ = 勝ちトレード平均利益額 ÷ 負けトレード平均損失額

仮に100万円を運用していた場合に、平均利益額が6万円で、

平均損失額が3万円の場合、6万円÷3万円=2倍 と言う結果となる。


2倍と言う結果に対して、良いとか悪いとかの評価をするためのものでは無く、

幾つかのシステムの検証結果を比較する際に用いる。


逆張りロジックの場合は、勝率が75%前後となりやすく、

平均利益が12%
平均損失が14%

となるのが一般的な私の統計結果です。


ペイオフレシオを計算すると、12÷14=0.857 倍

この数値だけを用いて、良いシステムか?どうか?は、判定出来ない。


どんなにペイオフレシオが低い数値であろうとも、

勝率が高ければ、投資効果の高い、ロジックとなるからである。

勝率や利益率、トレード回数を見る事により、

良いロジックかどうか?判定出来るようになるのである。


よく質問で、私の使用しているロジックのペイオフレシオの数値は?いくら?

と聞かれるのですが、それだけを聞いてどうするのだろうか?と疑問に感じます。

とりあえず、返答し「0.9倍ぐらいです。」と答えると、

「たいした事ないですね!」と言われますが・・・


順張りで利益を得るロジックなら、ペイオフレシオは、高くなる傾向がありますが、

勝率は、低くなります。


逆張りは、勝率が高くなるが、ペイオフレシオは低くなります。


要は1トレードあたりの平均利益率を見なければ、

正の期待値を持つロジックかどうか?は見えてきませんし、

正の期待値を持っていたとしても、平均保有日数を見なければ、

どれぐらいの期間における利益率なのか?見えてこないですし、


また、年間にどれぐらいのトレード回数があるのか?を見なければ、

成績は良くても、資産は増えないかも知れないと言う事になりかねません。


もう一つ、付け加えますと、勝率、利益率、年間トレード回数のばらつき、

最大ドローダウンの数値が見えてきて、初めて、そのロジックに対して、

資産の何%を投入するべきなのか?が計算出来るようになります。


この計算が出来ないうちは、ある状況は上手くいくかも知れないですが、

ある状況になると、破綻する確率が高くなります。

多くの人々がトレードで成功しない原因はここにあります。
(気付いていない人が多い。)


ペイオフレシオの考え方から先、どのように考えていけば良いのか?

詳しくはこちらで解説しておりますので、参考として下さいね。


              システムトレードの考え方




NEXT  トレーリングストップとは